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セルロースナノファイバー(CNF)とは?

ナノセルロースフォーラム資料より作成

CNF は、木材等植物の主成分のセルロースを
直径数〜数十ナノメートル(1ナノメートル=10億分の1メートル)まで細かく解きほぐした繊維状の物質です。
植物から作られるCNF は、環境負荷が少なく、様々な優れた特性を有することから、幅広い用途への利用が期待され、
現在製紙メーカーをはじめ、様々な業界で研究開発・用途開発が進められています。

CNFの特長

セルロースナノファイバーは植物由来であることから、
生産、廃棄における環境負荷が小さく、
リサイクルが容易な再生可能資源として注目されている新素材です。

  • 軽量・高強度

    鉄の5分の1の軽さで、
    鉄の5倍の強度

  • 低熱膨張性

    温度変化に伴う伸縮は、
    石英ガラスと同等

  • 透明性

    セルロースナノファイバーから
    作ったフィルムは光を透過

  • ガスバリア性

    セルロースナノファイバーから
    製造した膜は、酸素などの
    ガスを通しにくい

  • 高比表面積・細孔制御性

    表面積が大きく、
    細孔制御性に優れている

  • 高増粘性・高分散性

    水中で粘性を付与したり、
    微粒子を分散させる

CNFの用途展開の可能性

様々な特徴を活かし、自動車、家電品、電子部品・基盤、包装材料、ろ過材料、金属等担持材料、
インク・塗料、化粧品、食品等、様々な用途展開の可能性があります。

※京都大学生存圏研究所 矢野浩之 教授資料

CNFを活用した取組を進める意義

材料やエネルギーを化石資源に依存していた20世紀から、環境負荷が小さく、
環境に配慮した循環型社会、持続可能な社会の構築が注目されています。
木材等のバイオマスは、再生可能資源であり、化石資源を代替することによる使用量削減や、
伐採や植林を繰り返すことによるCO2の固定・削減といった地球温暖化防止に寄与し、
更には、新たな素材CNFは、様々な分野での活用の可能性があることから、
新たな産業の創出、サプライチェーンの構築などに期待されています。

東京大学 磯貝明 教授資料より作成

富士市は!

  • 基幹産業である紙・パルプ産業が有するCNFに関連する技術とノウハウが蓄積

  • 環境に優しい新素材CNFは、国や静岡県でも取組を後押し

  • 製紙産業のほか、CNFの素材開発、用途開発と関連が強い多彩な産業が集積

富士市はCNFに関する取組を支援しています。

富士市CNF関連産業推進構想

補助金などの支援メニュー

主な製造プロセス

ナノセルロースフォーラム資料より作成

CNFサンプル提供企業一覧

CNFサンプルは、製紙会社や化学メーカー、機械装置メーカー等で、様々なCNFが開発・製造されています。
部素材産業-CNF研究会(近畿経済産業局・京都市産業技術研究所)において、
CNF関連サンプル提供企業一覧を公表していますので、ご参照ください。